ベルリン大聖堂
ベルリン大聖堂
2015年02月10日
ブランデンブルク門から旧東ベルリンの大通りウンターデン・リンデンを通って行くと、ひときわ多くくそびえる建物が、ベルリン大聖堂です。
この教会は、1905年に完成されたのですが、ローマのサン・ペトロ寺院をしのくような大きな建物にしたい、というドイツ皇帝の野心のもとに建てられたと言われ、ネオルネッサンス、ネオバロック様式で飾られています。
この中には、ドイツ帝国の初代皇帝であったウィルヘルム1世などが葬られ、ホーエンツォレルン家の教会でもあります。
第2次世界大戦で壊滅に破壊され、旧東ドイツ時代は、建物の外側だけが残されていたのですが、といつ統一後の1993年に完全に再建されました。
中に設置された7269本のパイプ、113個のストップが置かれているパイプオルガンはサウアーオルガンと呼ばれ、当時ではドイツ最大を誇りました。
270段の階段を上ると、ちょうど丸天井のすその部分に出ることができ、ベルリンの町を一望できるようになっています。
ペルガモン博物館に行く前に時間があったので、ここに立ち寄ることにしました。