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ドイツ語通訳 パッサウにて
ドイツ語通訳 パッサウにて
2020 年 03 月 05 日ある時、大阪のメーカーから問い合わせが入ってきた。
頂いたメールによれば、バイエルン州のオーストリアの国境の町、パッサウという町にある、ある検査器械のメーカーでのドイツ語通訳をお願いしたい、という問い合わせ。
2日間の通訳ではあるが、小生の自宅から400キロ以上も離れているので、その前日にはパッサウのホテルに当宿する必要がある。
そういうわけで、3日間の通訳と、お客様3名様の送迎、最終日の仕事が終えた後のミュンヘンまでのトランスファーも引き受けて料金を出してご依頼を頂いた。
通訳の仕事は、車両の検査器械に関するもので、器械に関する通訳は何度かしたことがあるものの、器械自体がそれぞれ違ったものになるので、それなりに難しいし、自分が理解していないと相手に全く話が通じなくなってしまう。
それでも、当事者同士が、何の話をしているかが分かっているので、全く通じない、ということはない。
お客様の話では、「現地通訳を紹介してくれる会社に問い合わせたが、誰も応じてくれなかったので、探したら藤島さんが見つかった」というお話。
ありがたいお話である。
なんとか2日間の通訳を終えて、お客様をミュンヘンにお送りするが、お土産を買う時間もなかった、とのこと。
ミュンヘン到着が夕方の7時頃で、まだデパートは開いている。
「ちょっと時間を取りますね」、とミュンヘンの市役所の近くに車を止め、お客様のために1時間の自由時間を取った後でホテルにお送りする。
「お客さんが藤島さんに依頼する理由がわかりました」、というコメントを頂いてお別れしました。